2017年8月11日金曜日

安田さんの「ニューアルバム」の夢。


夢の世界は狂気の世界。真夏の夜じゃなくてもね。
新川です。どうも。

こんな夢を見ました。

先輩の安田寿之さんから「ニューアルバムが完成しました」との知らせが。
そこでアルバムの「完成披露試写会」(?)が催されることとなり、招待を受けたぼくは「それは楽しみ」と会場へ。
十数人ほどの招待客とともに試写室に入り席につくと、いよいよ安田さんのニューアルバムの「上映」です。
スクリーンに映し出されたのは、どこかの孤島らしき海岸に群れをなす奇妙な鳥たちの映像。動物ドキュメンタリーのようですが、ナレーションも音楽も一切なし。ただただ鳥たちの様々な行動を収めた映像が、淡々と、そして延々と続きます。そう、なんと安田さんの「ニューアルバム」は、超シュールな実験映画だったのです。
2時間ほど経過したところで「さすがにこれは退屈かも・・・」と思ったそのとき、唐突にカメラがヒュッとパン。「おっ?」と身を乗り出すと、そこに映し出されたのは、なぜかイギリスの古代遺跡ストーンヘンジ。呆気にとられて観ていると、いきなり強烈な落雷がストーンヘンジを直撃。ガラガラと音を立てて崩れ落ちる石柱。と、そこで画面は暗転。「THE END」の文字・・・。
このあまりに衝撃的なラストにド興奮したぼくは思わず立ち上がり、手を叩いて快哉を叫びました。しかし、ぱっとあたりを見回すと、ぼく以外は全員眠りこけているかスマホをいじっているかのどちらかでした。
試写室を出て、早速安田さんにご挨拶。「どうでしたか?」と、穏やかに尋ねる安田さんに、ぼくは口からツバを飛ばしながら「大傑作ですよ!安田さん!正直、あのラストまでは退屈だなと思ってましたけど、最後にヤラれました!全部フリだったんですね!いや、実に素晴らしい!」。このぼくの感想に、安田さんは明らかに意図と違う捉え方をされた困惑混じりの笑みを浮かべていましたが、そんなことはおかまいなしに、興奮の冷めないぼくは延々と「ニューアルバム」への賛辞を安田さんに向かってまくしたてるのでした。

おしまい。

・・・まったく、不可解ですね(笑)。こうして文章にしてみるとなおさら。
実は夢はこのあとも続いたんですけど(笑)、ここから先の話はだいぶ長かったのと記憶がもう曖昧になってしまったので省略します(大筋だけ説明しますと、そのあと打ち上げパーティーに行くんですが、その会場でぼくは貞子の呪いをかけられてしまい、その呪いを解くために奔走する、といった内容です。ちなみに「呪いのビデオ」を見てしまうくだりはなかったんですが・・・なんで呪われたのか?もしかしたら安田さんの「ニューアルバム」が呪いのビデオだったのかも。で、ぼくだけ反応してしまったところを貞子に・・・いや、わかんないけど。どっちみちわかんないけど)。

ちなみに、安田さんのニューアルバム『Breaking the Silence』は、ぼくも出資した「ヴァージョン・アップ・ミュージック」プロジェクトのもとに、現在制作は佳境を迎えています。内容はもう知ってるから言いますけど、延々鳥を撮影した実験映画ではありません(笑)。

それではまた。